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この記事ではWordPressのプラグインの入れすぎによる問題点と解決策について解説します。
こんなことを思ったことはありませんか?
プラグインめっちゃ便利だけど、入れすぎると良くないのかな?
プラグインを導入するときに何に気をつければいいんだろう?
この記事を読んでいただくことで、適切なプラグインの数を知ることができ、サイトのパフォーマンスを最大限に引き出す方法がわかります。
以下の項目に一つでも該当する人は、ぜひこの記事を読み進めてください!
最後までお読みいただければ、あなたのブログ運営がさらにスムーズになり、読者にとって使いやすいサイトを作ることができるようになるはずです!
結論が早く知りたい!という人のためにこの記事のまとめを記載しておきますね。
- プラグインの適切な数は「10〜20個」が目安
- プラグインを入れすぎると、セキュリティリスクが高まる
- プラグインはメリットだけでなくデメリットもある
WordPressのプラグインは10~20個がおすすめ!
早速結論からお伝えすると、WordPressサイトに適切なプラグインの数は10~20個です。
もちろん、サイトの規模や目的によって異なりますが、必要最低限のプラグインを選ぶことでサイトのパフォーマンスを維持しやすくなります。
では、プラグインを入れすぎるとどうなるのでしょうか。考えられる影響は3つです。
それぞれ具体的にどんな影響なのか見ていきましょう。
①セキュリティが弱くなる
プラグインをたくさん入れることで、セキュリティが弱くなる可能性があります。
どうしてプラグインが多いとセキュリティが弱くなるんでしょうか?
セキュリティが弱くなる理由は、プラグインの脆弱なセキュリティ機能ををかいくぐり、ウイルス感染する可能性があるからです。プラグインが多ければ多いほど、そのリスクも大きくなります。
特に要注意なのが長期間更新がされていないプラグインです。極端な話、10年前と10年後のセキュリティ対策のレベルが違うのは簡単に想像できますよね。更新がされてない場合、セキュリティ機能はその当時のレベルのままになっています。
最新の優れたハッカーであればいとも簡単に感染させることができてしまいます。
これを機に、今入っているプラグインの状態を再確認しましょう。そして、更新が止まっているもの、使っていないものは停止するだけでなく、WordPress内から削除をおすすめします。
②サイトの読み込み速度が遅くなる
これは聞いたことがある人も多いかと思いますが、プラグインをたくさん入れるとサイトの表示速度が遅くなります。
表示速度が遅くなることで、せっかく来てくれた読者が別の記事に行ってしまいます。
離脱率を防ぐためにも、必要最低限のプラグインのみを導入し不要なプラグインは削除するようにしましょう。
実際にこちらの記事で、プラグイン削除前後でどれくらい表示速度が変化したのか実験したので参考にしてみてくださいね。
簡単に紹介すると、18個から不要なプラグインを削除し10個にしたことで、なんと3.94秒→1.90秒に短縮することができました!
ちなみにその時に削除したプラグインはこの8つです!
最近では、3秒以上表示に時間がかかるとユーザーの離脱率も高くなるとのデータもあるので、パフォーマンスの向上の為にもプラグインの定期的な見直しはしておきましょう。
③プラグイン同士の互換性の問題が発生する
これはよくあるケースですが、似た機能を持ったプラグインを複数導入することで、プラグイン同士が干渉し合って機能しなくなる場合があります。
最悪の場合、サイトが表示できなくなる可能性もあります!
プラグインはいろんな人が作っているものなので、相性が良くないものも当然出てきます。とにかくプラグインを入れるのではなく、必要最低限の数にとどめておきましょう。
WordPressプラグインを導入する際の注意点
プラグインの入れすぎには注意ですが、導入する上での注意点をしっかり把握できれば、とても便利なツールです。
そこで、プラグインを導入する際に注意すべきポイントを3つお伝えします。
それぞれについて詳しくみていきますね。
①最新のバージョンに対応しているか確認する
必ず確認して欲しいのが、ワードプレスの最新バージョンに対応しているかどうかです。
定期的にメンテナンスや更新をしているプラグインは、セキュリティレベルも最新になっているはずなので安心して利用ができます。
また、最新バージョンになっていないと、サイトが正常に動作しないことがあるので、注意してくださいね。
②評価の高いプラグインを導入する
評価が高いプラグインは、セキュリティ機能は万全ですし、使いやすく長期にわたって活躍するものが多いです。
もちろん完璧ではないですので、自己判断で導入するかは決めてくださいね。
利用者が少なかったり、評判が悪いプラグインはインストールしないのをおすすめします。知られてない良いプラグインはたくさんあると思いますが、見極めるのが難しいので無難なプラグインを入れるようにしましょう。
③重複した機能を持つプラグインがないか確認する
機能が重複していたり、相性が悪いと言われるプラグインは同時に導入しないようにしてください。
サイトが適切に表示されない可能性があるので注意です!
この3点に気をつけていれば、大きな問題は回避できると思うので、注意してインストールしてみてくださいね。
プラグイン自体のインストールの方法について知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
WordPressプラグイン導入のメリットとデメリット
プラグインは、WordPressサイトの機能を簡単に拡張できる非常に便利なツールです。
例えば、プラグインを使えばコーディングの知識がなくてもサイトにSEO対策を施したり、コンタクトフォームを設置したり、セキュリティを強化したりすることができます。
私もめちゃめちゃプラグインに助けられてます!おかげて快適にサイト運営ができてます。
プラグインの主なメリット4つです。
メリット①:機能の追加が簡単
- プラグインをインストールするだけで、複雑な機能を簡単に追加できます。例えば、WooCommerceを使えば、数クリックでオンラインショップを開設できます。
メリット②:時間とコストの節約になる
- プログラムを一から作成する必要がないため、時間と開発コストを大幅に節約できます。プラグインは既に開発されているため、必要な機能をすぐに利用できます。
メリット③:ユーザーエクスペリエンスが向上する
- プラグインによって、サイトの使いやすさや見た目を簡単に改善できます。例えば、スライダーやギャラリーのプラグインを使えば、ビジュアルコンテンツを魅力的に表示できます。
メリット④:セキュリティの強化
- セキュリティプラグインを使うことで、サイトをハッキングから守る対策が簡単に行えます。例えば、WordfenceやSucuri Securityなどのプラグインは、サイトの監視やマルウェアのスキャンを自動で行ってくれます。
もちろんプラグインは良いことばかりではないです。以下のようなデメリットももちろんあるので、これらのデメリットを理解し適切な運用をおすすめします。
デメリット:①サイトの速度低下
- 先述した通り、プラグインを多くインストールするとサイトの読み込み速度が遅くなる可能性があります。これは、各プラグインが追加のリソースを消費するためです。
- 対処法としては、不要なプラグインを削除し、使用するプラグインの数を最小限に抑えることが重要です。また、キャッシュプラグインを利用してサイトのパフォーマンスを最適化することも有効です。
デメリット②:サイトの安定性低下
- こちらも先述しましたが、一部のプラグインは他のプラグインやテーマと競合し、サイトの安定性を損なう可能性があります。
- この問題を回避するためには、新しいプラグインを導入する際にはバックアップを取り、テスト環境で事前に検証することが重要です。
デメリット③:問題の特定が難しくなる
- 複数のプラグインを使用していると、どのプラグインが問題の原因か特定するのが難しくなることがあります。問題が発生した時は、プラグインを一つずつ無効にして原因を特定してみてください。
プラグインの注意点をしっかり把握し、より快適にサイト運用をしましょう!
プラグインのおすすめ個数のまとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、WordPressのプラグインの適切な数、導入時に注意するポイントについて説明しました。
プラグインはサイトの機能を拡張する便利なツールですが、入れすぎるとパフォーマンス低下やセキュリティリスクが発生します。必要なプラグインを厳選し、定期的に見直すことで快適なサイト運営を実現しましょう。
最後に冒頭で紹介したこの記事のまとめを貼っておきますね。
- プラグインの適切な数は「10〜20個」が目安
- プラグインを入れすぎると、セキュリティリスクが高まる
- プラグインはメリットだけでなくデメリットもある
最後までお読みいただきありがとうございます^^