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この記事ではポリシー違反の対策方法及び広告停止した時の対処法を紹介します。
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こんなことを思ったことはありませんか?
ポリシー違反の対策方法がわからない!
広告停止してしまったらどうすればいいの?
その悩みを解決するのがポリシー違反の対策方法及び広告停止した時の対処法です。アドセンスは広告が表示されるだけで報酬を得ることができるサービス。収入を得るまでの敷居の低さから利用されている方も多いでしょう!
ただ、アドセンスを運営するGoogleは独自のポリシー(ルール)を定めており、これに違反すると最悪、広告が停止されることも…。そこで本記事ではポリシー違反の原因がわからない場合の対策と広告停止した際の対処法についてご紹介させていただきたいと思います。
以下の項目に一つでも該当する人は、ぜひこの記事を読み進めてください!
- ポリシー違反の原因がわからなくて困っている人
- アドセンスのポリシーを改めて知りたい人
- 広告停止に追い込まれて悩んでいる人
この記事から分かることは以下の通りです。重要なポイントをまとめていますので、読み進める前に一度確認してみてください。
- 意図的な表示数の増加、広告への誘導、サイトの動作は要注意!
- 著作権侵害・誹謗中傷・性的・不正行為の促進などはNG!
- 運営への問い合わせや問題個所の修正後、再審査が効果的!
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【アドセンス】ポリシー違反の原因がわからない時の対策について~Adsenceプログラムポリシー篇~
Googleから送られてくる警告メールは内容が抽象的で、どこが問題なのかわかりにくいところがあります。そのため、自力で原因を特定する必要があるのですが、ポリシーを全部確認するのはかなり骨の折れる作業。正直、非効率と言わざるを得ません。
よって、原因がわからない場合の対策としてはまず、ポリシー違反となっている可能性の高い項目をチェックしたほうが良いでしょう!
アドセンスの運用方法に関する規約である「AdSenseプログラムポリシー」の中で特に注意した方が良いとされているのは以下の3つ。
順に説明させていただきますね!
①無効なクリックとインプレッション
無効なクリックとインプレッションとは、自分のサイトに掲載している広告を自らクリックする等。手動・自動(自動生成ツールや不正なソフトウェアの使用など)を問わず、表示回数やクリック数を作為的に増やしたりする行為は原則、禁止されています!
広告収入を増やそうとする悪質なやり方が認められないのは当然ですが、意図せず誤ってクリックした場合も該当しますので、注意しておいた方が良いでしょう!
少し厳しい感じもするけど、ルールだから仕方ないかな
②クリックや表示を促す(リワード広告枠以外)
これは言葉通りの意味で詳しく説明するとユーザーへクリックや表示を促す(誘導する)行為のこと。例えば、「広告をクリック」とか「こちらのリンクへアクセス」といった表現を使用して広告をクリックor表示するように持っていく等ですね。
ブロガー仲間や友人に頼んでクリックしてもらうこともNG!このクリックや表示を誘導する行為も①同様に厳しく制限されており、家族や友人が良かれと思ってクリックしたら警告が来たという事例もあったそうです。
このように自分に落ち度がなくても違反行為と取られてしまうケースもありますので、別の観点から可能性を探るのも一つの方法と言えるのではないでしょうか?
自分だけじゃなくて身近な人が原因になっていることもあるんだね
③サイトの動作
また、サイトの動作に問題がある場合も警告の対象となります。いくつか例を挙げると
・サイトの案内(ナビゲーション)が不十分でユーザーが迷いやすい
・ポップアップが邪魔になり、操作を妨げている
・アクセスするのにブラウザ等の設定の変更が必要なケース
等は注意が必要となるでしょう!上記の項目はアドセンスの審査を通過するために必須であるため、原因である確率はそれほど高くないものの、通過後にサイトの構成をいじったりすることでポリシー違反に該当してしまった可能性は否定できません!
ユーザーに優しい仕様になっているかもう一度見直してみよう!
なので、改めて訪れるユーザーに不便をかけていないかを再確認することも重要なポイントとして挙げられますね。また、広告の配置場所も要注意!配置した場所によっては文章が読み辛くなりますし、操作の妨げになることも!
実際、広告の位置が適切でないという理由で警告がきた例もあるようですので、気を付けていただければと思います。次は「Google パブリッシャー向けポリシー」の中で注意しておきたい項目について見ていきましょう!
【アドセンス】ポリシー違反の原因がわからない時の対策について~Googleパブリッシャー向けポリシー篇~
「Google パブリッシャー向けポリシー」とは広告を載せるブログの運営者向けの規約のこと。その中からポリシー違反になりやすいものをピックアップしてみると以下の項目が該当しますね。
順に紹介させていただきます。
①知的財産権の侵害
知的財産権の侵害とは著作権の侵害にあたるコンテンツの利用、偽造品の販売を促すコンテンツを掲載する行為が該当します。
ここで触れている権利の侵害には何気なくネットで拾ってきた画像やブログなどで見つけた情報のコピペも含まれるため、規約上、ポリシー違反となる可能性が出てきますね。あと、当然ですが音楽や映像・画像・音楽などの著作物を無断で利用するのはNG行為!
Googleはとにかくルールに厳しいですから、著作物かどうか判断ができない微妙なラインのものは使わない方が良いでしょう。どうしても画像などが必要な場合はフリー素材を検討してみるのも一つの手ですよ!
ネットで公開されている画像には著作物も混ざっているので利用に問題がないか、必ずチェックしてから使用するようにしよう!
②危険または中傷的なコンテンツ
これは差別的な内容、及び、他者を威嚇・攻撃しているもの、それらを推奨するようなコンテンツのことを指しています。例えば、
・個人を名指しで罵ったり、嫌がらせをする
・直接、危害を加えるようなことを示唆する(脅し)
・他者に対する攻撃を呼び掛ける(○○を攻撃しようと持ち掛ける等)
・麻薬密売組織やテロ組織などの攻撃を称賛する
等ですね。ちなみに自殺や自傷行為といった行いを推奨するのもNG!
自分で自分を傷つけるのも攻撃の一つには違いないからそれを推奨するのもダメってことだね!
特に近年、誹謗中傷が増加。常態化しつつありますので、周りがやっているから自分もという考え方を持っているとポリシー違反に引っ掛かってしまうかもしれません。その意味でも注目すべき項目の一つと言えるのではないでしょうか?
③露骨な性的コンテンツ
3点目は露骨な性的コンテンツ。Googleではアダルト系のコンテンツはほぼ全て規制対象となっており、3次元はおろか2次元もその範疇に含まれます。さらに性的なものや連想させる言葉の使用もNG!
漫画やアニメで増加傾向にある露出多めな作品の画像や子供の自由研究のなかで書かれた「虫の交尾」という単語でも警告が来たという情報もありました。
かなり厳しく制限されているよね
アドセンスとアフィリエイトを併用している人は多いですが、アドセンスを利用する以上、アダルト系のアフィリエイトは避けた方が良いでしょう!
④不正行為を助長するコンテンツ
4点目は不正行為を助長するコンテンツ。ここで触れている不正とはハッキングやクラッキング、デバイス・WEBサイトへの不正アクセス等を可能にする機器やサービスをユーザーに提供する行為のこと。
そうした機器やサービスをユーザーに提供することによって不正行為を行いやすくする(促進する)のをGoogleは強く禁止しているわけです。
この他、「パスポート・卒業証書の偽造」や「身代わり受験」などの代行サービス、学期末レポートの販売・配布といったこともNG!
不正行為のやり方を教えるとかもダメだよ!
不正行為というよりも犯罪に繋がる手助けをしてはいけないという解釈で良いのではないでしょうか?
広告停止した時の対処法について
最後は広告停止した時の対処法について。主な対処方法は以下の通り。
順に説明させていただきます!
①ヘルプセンターから問い合わせを行う
先程も少し触れましたが、Googleからの警告メールは曖昧なところがあるため、原因の特定は骨の折れる作業となります。前述した対策のどれにも該当せず、心当たりも無い場合は自分の力で何とかしようとするよりもサポートセンターに連絡したほうが良いですね!
公式ページには「通常、2営業日以内に返信する(土日をはさむ場合は少し時間がかかる)」とありますので、そこまで待たされる心配もないでしょう。
ある程度調べてみてわからないなら連絡した方が早いかも!
警告メールを送った側が原因がわからないということは考えにくいので、原因を特定する手っ取り早い方法としても効果的と言えるのではないでしょうか?
②該当箇所の修正と再審査の申請
自力、またはサポートセンターへ連絡して原因を特定したら、該当箇所の修正を行い、その後、再審査の申請を行ってください。再審査はアドセンス管理画面上のポリシーセンターから申請を送ることが可能。
申請をする前に修正がきちんとされているか確認するようにしてね!
それから、再審査を行う際に違反の解消に向けての行動や変更内容を詳細に記載する必要がありますので、具体的、且つ、わかりやすく書くようにしましょう!申請内容に特に問題がなければ、数日以内にアカウントの機能が回復するはずです!
③広告を削除する
これは状況によるのですが、修正箇所が多すぎるケース等は広告を削除するのも視野に入れていく必要があるかもしれません。
該当する広告が大幅な利益を上げているのであれば、苦労してでも修正する価値はあるものの、利益をほとんど上げていない場合は労力を割くよりも別の収入源を確保する方へシフトするのも一つの手。
例えば、これまでアドセンスとアフィリエイト両方で利益を上げていた方なら、アフィリエイトの方に力を入れる。アドセンスの代わりになる類似サービスのクリック報酬型などを使うといった感じですね!
修正箇所があまりにも多いなら削除するのもアリかな…
ただ、収入源を一つ失うことになるので、あくまでも最終手段と考えていただければ良いかと思います。
ポリシー違反の対策方法及び広告停止した時の対処法のまとめ
いかがでしたでしょうか?ポリシー違反に対してはまず、原因を特定すること。そして、問題個所を修正、再審査を申請することで対処できることをご紹介させていただきました。
広告停止になっても元の状態に戻すことは可能なので、焦らずに対処していただければと思います。最後に冒頭で紹介したこの記事のまとめを貼っておきますね。
- 意図的な表示数の増加、広告への誘導、サイトの動作は要注意!
- 著作権侵害・誹謗中傷・性的・不正行為の促進などはNG!
- 運営への問い合わせや問題個所の修正後、再審査が効果的!
Googleアドセンス合格を目指している人は、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございます^^